第0章 環境構築をしよう

この章ではyiiframworkを使ってアプリケーションを作るための環境構築を行います。本ブログではWindows XPの環境を使って解説をしています。LinuxやMacを使っている場合や、自分でphpやMySQLをインストールできる人は必ずしも以下の手順に従う必要はありません。すでにPHPやMySQLをインストールしている場合は、第1章から読み進めてもかまいません。


 xamppのインストール

yiiframeworkを使用するにはPHPとMy SQL(データベース)が最低限動作する必要があります。そこでWindowsのPCにPHPやMy SQLをインストールします。うれしいことに「xampp」というソフトウェアを用いれば、WindowsにPHPやMySQLを簡単にインストールすることができますので、ここではxamppを使用します。

xamppのインストールはこちらのURLから行ってください。

もしすでにリンクが切れている場合はサーチエンジンから「xampp」と検索すればダウンロードできるサイトが見つかるかと思います。サイトにアクセスしたあと、「Windows向け」というバージョンをダウンロードしてください。本ブログではWindows XPを使用しており、最新版が使えないため、「v1.8.2」というバージョンを使っています。基本的には最新版を使っていただいた問題ないと思いますが、もし本ブログと同じ環境で薦めたい方がいたら過去のバージョンはこちらから見つけられるはずですので、そこからダウンロードお願いします。 ソフトウェアをインストールしたら早速実行をしてください。すると次のような画面が現れるはずです。(ただしバージョンによって少し画面が違う可能性があります。)

xamppインストール
xamppインストール(Nextをクリックする)
xamppインストール(2)
xamppインストール(Nextをクリックする)
インストール場所はそのまま「c:\xampp」を指定しNext
インストール場所はそのまま「c:\xampp」を指定しNext
チェックを外す。その後Next
チェックを外す。その後Next
Nextをクリック
Nextをクリック
そのまましばらく待つ
そのまましばらく待つ

 

Finishをクリック
Finishをクリック
ApacheとMy SQLを実行
ApacheとMy SQLを実行してください。この作業は今後、Yiifraneworkのアプリケーションを実行する上で常に必要な手続きとなります。面倒くさい人は左の「X」を押せばWindowsの起動時に自動で、ApacheとMYSQLが立ち上がるようになります。
このように緑色に変われば成功。Skypeなど80番ポートを使うソフトウェアを使用していると正しく起動できないかもしれません。
このように緑色に変われば成功。Skypeなど80番ポートを使うソフトウェアを使用していると正しく起動できないかもしれません。

以上でxamppのインストールは成功です。引き続きApacheとMySQLを起動したままxamppの設定に行きます。


xamppの設定

ブラウザを開いて、URLにhttp://localhost/またはhttp://127.0.0.1/と入力してください。すると以下のようなxamppの設定画面が現れるはずです。

日本語を選択する
日本語を選択してください
このような画面に移ります。
このような画面に移ります。
左の「セキュリティ」をクリックします
左の「セキュリティ」をクリックします
図示したリンクをクリックします
図示したリンクをクリックします
ここにデータベース(MySQL)用のパスワードを入力します。本書では「unko9314」をパスワードに用いています。
ここにデータベース(MySQL)用のパスワードを入力します。本書では「unko9314」をパスワードに用いています。
MySQLを再起動するような目セージが出ます。
MySQLを再起動するようなメッセージが出ます。
MYSQLをStopしてから再度Startします。
MYSQLをStopしてから再度Startします。

以上で、Xamppの設定は完了です。

次に「C:\xampp」を開いてください。その後、htdocsというフォルダ開いてください。今後このフォルダの中にyiiframeworkなどのライブラリや、自分の書いたプログラムを追加していきます。はじめから中にあるファイルは不要なので削除してしまいましょう。(下記画像)

htdocsのフォルダを開いてください
htdocsのフォルダを開いてください
中にあるファイルはすべて削除してください。
中にあるファイルはすべて削除してください。

PHPにパスを通す(重要)

最後にPHPにパスを通すという作業をします。具体的にはWindowsのシステムのプロパティを開いてください。Windows XPなら

マイコンピュータ→システム情報を表示する→「詳細設定」のタブ

から見つかるかと思います。

環境変数をクリック
環境変数をクリック

すると以下のような画面が現れます。システム環境変数:Pathを選択して編集を押してください。

Pathを選択してください
Pathを選択して編集を押してください

その後、「;c:\xampp\php」を変数値のお尻に追加してください。「;」は区切り文字なので、忘れないように先頭に加えてください。※もともとはじめから「;」がすでにお尻に付いている場合は先頭の「;」は不要です。

;c:\xampp\php
;c:\xampp\php

以上が完了したらOKを押してください。


Meryのテキストエディタを導入

プログラムを書くのに便利なので、本ブログでは「Mery」というテキストエディタを用います。もし自分のお気に入りのエディタがあればそれを使ってもかまいません。

ダウンロードはこちら(窓の杜)からまたは本家サイトできます。本家サイトからはexeのインストーラ版もダウンロード可能です。


解凍・圧縮ソフト

今後圧縮されたファイルを扱う場面があるので、圧縮・解凍用のソフトも導入します。本ブログでは、Gomplayerを開発している会社のBandizipを使いますが、管理人は韓国押しではありません(笑) 普段はwinrarを使っていますが、解説ではフリーで手に入るBandizipを使います。

ダウンロードはこちらからできます。


以上で準備は整いました。お疲れ様です。